ビルドアートマガジン

なんでこんなにモノが散らかるの?収納計画と間取 りの意外な関係

 

なんでこんなにモノが散らかるの?収納計画と間取りの意外な関係

「収納はたくさんあるのに、なぜか部屋が片付かない…」
そんな悩みを抱えている方、実は多いのではないでしょうか。
散らかる原因は、単に“収納の量”ではなく、「収納の配置」と「暮らしの動線」にあることが多いのです。
このコラムでは、注文住宅設計における“収納計画”の視点から、散らかりにくい家づくりのヒントをご紹介します。

目次

1. 「収納が多ければ片付く」は間違い?

収納を「とにかく多く」と考える方は少なくありません。でも重要なのは、いつ・どこで・誰が・何を使うかという視点。
暮らしの動きに合わせた収納配置ができていなければ、かえって「使いづらい収納」になってしまいます。

2. 収納と生活動線の深い関係

人の動き(動線)に沿って収納を設けることで、自然と片付けやすくなります。例えば:

つまり、収納の位置は動線とセットで考えるべきなのです。

3. よくある「使いづらい収納」の失敗例

4. ビルドアートの収納設計の考え方

私たちは、収納の「量」より「暮らしとの連動性」を重視します。
ヒアリングでは、以下のようなことを確認します:

そのうえで、動線上に配置する収納をご提案します。

たとえば:

5. まとめ|収納は「量より配置」で考える

収納があっても散らかる家には、「動線に沿っていない」「使う人のそばにない」「出し入れがしにくい」という共通点があります。
つまり、収納は“暮らしやすさ”に直結する設計要素。
モノが自然と戻る収納配置で、「片付く家づくり」を目指しましょう。

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