【注文住宅】モノが片付く家をつくる収納計画のコツ|家族に合う収納とは?
家づくりではつい間取りやデザインに目が行きがちですが、「収納こそ快適な暮らしの土台」と言っても過言ではありません。今回は、注文住宅ならではの自由度を活かした収納計画の立て方と、片付く家をつくるコツをわかりやすくご紹介します。
収納不足にならないために考えるべきこと
たとえば「季節家電の置き場がない」「日用品のストックが分散」「子どもの制服が出しっぱなし」など、よくある収納の失敗は、建築前に「何を・誰が・どこで使うか」が明確になっていないことが原因です。
そのため、まずは家族全員で使うモノと使う場所を可視化し、それに沿った収納を“生活動線とセットで”設計することが大切です。
注文住宅だからできる「自由な収納設計」
建売住宅と異なり、注文住宅では収納の場所・サイズ・高さ・奥行きまですべて自分たちで決めることができます。
- 洗面室にはタオル専用の棚を
- 子どもでも届く高さに設定
- 帰宅動線上にファミリークローゼット
つまり「収納は多ければ良い」のではなく、「必要な場所に必要な量を」配置することで、満足度は大きく変わります。
収納の失敗あるあると改善ポイント
- 奥行きが深すぎて使いづらい:→ 40〜60cmが目安。収納するモノに合わせて設計を。
- 階段下収納がデッドスペース化:→ 引き出し式や縦型活用で使いやすく。
- 収納が分散しすぎて管理しにくい:→ 分散+集中のバランスを。まとめる所はまとめる。
人気の収納アイデア実例(ビルドアート)
- ファミリークローゼット:帰宅→着替え→収納を一箇所で完結。
- パントリー+裏キッチン収納:ストック+ゴミ出しまで効率化。
- 玄関土間収納:靴以外に傘・ベビーカー・アウトドア用品も。
- 階段下収納の引き出し活用:小物・文具・工具の定位置に。
まとめ|収納は「暮らし方」から逆算しよう
収納を計画する最大のコツは、“とりあえず”作るのではなく「誰が」「どこで」「何を」「どう使うか」を具体的に考えること。その上で生活動線と連動して設計すれば、スッキリ片付く家が実現できます。