外観デザインはどう決める?失敗しない色・形・素材の考え方

2025.06.02

住まいづくり

新緑が映える季節。道を歩いていると、「素敵だな」と思わず目を引く家、ありますよね。 自分たちの家を建てるときにも「外観デザイン」はこだわりたいポイントのひとつ。 でも、「奇抜にはしたくないけど、埋もれたくもない」「失敗したくない…」と迷う方も多いのでは? 今回は注文住宅の外観デザインで“失敗しないための考え方”を、色・形・素材の観点からわかりやすく解説します。 流行に流されず、自分たちらしさを大切にしながら、長く愛せる家づくりのヒントにしてください。

外観デザインはどう決める?失敗しない色・形・素材の考え方

目次

1. 外観デザインは「第一印象」で決まる

家の第一印象を決めるのが「外観デザイン」。通りから見たときにどう見えるか、街並みにどうなじむか、訪れた人にどんな印象を与えるか…など、意外と“他人からの目”を意識するポイントでもあります。

ただし、一番大切なのは「自分たちが好きかどうか」。住み続けるうちに「やっぱりこの家、好きだな」と感じられるデザインが、外観設計の正解です。「何年経っても好き」でいられるか。その基準で考えると、選びやすくなります。

2. 色の選び方|失敗しにくい配色と調和の考え方

外壁の色は、家の印象を左右する最大の要素。カタログで見た色と、実際の建物では印象が変わって見えることもあるため、慎重な検討が欠かせません。

  • ベースカラーを1色、アクセントカラーを1〜2色程度に抑える
  • 「屋根・外壁・窓枠・玄関扉」など、パーツごとの色の組み合わせを全体で調整
  • 「光の当たり方」で見え方が変わるため、屋外の自然光でサンプル確認を

人気の配色例

  • ホワイト×木目調:ナチュラルで明るく、飽きの来ない印象
  • グレージュ×ブラック:シンプルモダンで上品な仕上がり
  • ネイビー×ホワイト:個性を出しつつ、落ち着いた印象に

住宅地では「目立ちすぎないが印象に残る」絶妙なバランスが求められます。個性を出したいときは、玄関まわりや外構でアクセントをつけるとバランスが整いやすいです。

3. 形(フォルム)の工夫|立体感とバランスを意識する

家の形状(フォルム)は、のっぺりとした印象を避けるための重要な要素です。単調な外壁面に凹凸を加えたり、屋根形状を工夫したりすることで、視覚的な奥行きが生まれます。

  • バルコニーや玄関ポーチを立体的に配置する
  • 縦長のスリット窓や吹き抜けを活用して高低差を強調
  • 屋根形状を片流れや寄棟にして、シャープさや柔らかさを演出

建物の高さや幅のバランスが良いと、コンパクトな家でも“存在感”を出すことができます。また、「道路からの見え方」や「隣家との視線の関係」もデザインの工夫次第で調整可能です。

4. 素材選びのポイント|質感・メンテナンス性・コスト

素材は、外観の印象と維持のしやすさを決定づけるポイントです。最近では耐久性に優れた外壁材が増え、10〜20年のメンテナンスフリーを実現する製品も登場しています。

  • 窯業系サイディング:コストバランスが良く、デザインバリエーションも豊富
  • 金属サイディング:軽量で耐震性にも貢献。スタイリッシュな印象
  • 塗り壁(ジョリパット等):職人の手仕事による風合いが魅力
  • 天然木材(レッドシダー等):経年変化も楽しめるが、メンテナンスはやや必要

また「ツヤあり」「マット仕上げ」「石目調」など、質感でも印象が変わるため、素材そのものを“見て触る”機会を持つのがベストです。

5. ビルドアートの施工実例|外観にこだわった家

ビルドアートの「DREAMHOUSE」では、デザイン性と暮らしやすさを両立した外観事例を豊富に掲載しています。

  • 木目調×モルタル調の外観で、ナチュラルモダンに仕上げた事例
  • 黒い外壁と天然木の玄関ドアで、重厚感と温もりを融合させたプラン
  • 片流れ屋根+斜めバルコニーで、スタイリッシュな都市型住宅を実現

▶ 詳しくはこちら:DREAMHOUSE(施工実例集)

6. まとめ|自分たちらしい外観を叶える家づくりの進め方

外観デザインは、家の“顔”。どんな家にしたいかという理想を、色・形・素材でどう表現するかを考えることが重要です。

  • 色:自然光での見え方と周辺環境との調和
  • 形:高さ・奥行き・屋根のラインで立体感を
  • 素材:質感と維持のしやすさのバランス

ビルドアートでは、好みや立地条件を丁寧にヒアリングし、デザイン性と機能性を両立した外観づくりをお手伝いします。

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